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こんにちは。
すっかり季節が進んで、あ~本当にやりやすいです!
手びねりの土作業はやはり、季節大きいなあ~、とつくづく感じます。
先週くらいから、すごくいいリズム、ペースになってきました。
今日は少し具体的なことをお話してみようかなと思います。
前に、組み立て直したけど思ったほどじゃなくてザンネン、と書いたのですが、
それ、やはり非常によかったようなのです!
何をやりたかったかと言いますと、「口を揺らす」です。
わかりづらいので、ちょっと写真大きくしましょうね。
左二つと右二つの違い、色目や仕上がり感は焼いた窯の違いなので置いといて、
左二つは口を切り揃えたもの、右は揃えないように作ったもの、です。
私はカップ類も皆ひも作りで作りますが、形は極力整えるので、
皆さんなかなかそうとは気付かない状態にまでなっています、せっかくの手びねりなのにね。
何年も前から、もう少し揺れた感じや1個1個感を取り戻したいと思いつつ、
そのままのびのびになっていました。
作り方自体を変えないとうまくリピートしていけないので、
ちょっと根本的な作業になるからです。
作り方としては、口を揃える方が簡単です。
厚みや大きさ重さの誤差を、最後に上をカットすることで調整できるので、
高さ±1ミリ、重さ±5g、程度に抑えられて、
揃ったものにしやすいし、かかる時間もその方が少ないです。
いくつもいくつもリピートしていくわけですからね、
さらに手間がかかるとなると、勇気もいるわけです。
ですが、ようやく一念発起!
積み方は3段積みからあえて4段積みに、
誤差幅は、±2ミリ、±10g、と幅を許容して、1個1個感を優先、
ねらうべくは!!
並んだそれぞれが、ざわわ~ざわわ~ざわわ~~~♪(byりょうこ)みたいな。
リピートものなので極力揃えますよ、でももうちょっと個々を許容しましょうね、
という、土を変えて以降難しくなった本来の概念に戻りたい。
そしてそれを成立させるために、私が受け入れるべきことは、
+20分に、薬掛けで5分、トータル+25分、
ということになるわけです、そりゃかなり勇気いるでしょ。
で、最初に焼いてみた時、その勇気分程までの効果を実感できなかったので、
非常にザンネンだったわけですが、
その後も続けていると、かなり感覚が安定してきたのもあるのでしょうね、
やっぱり結構いいやん♪
そして何よりオドロキの利点が判明!
ハネモノがなくなってきました、きゃ~~~~~!
1個4時間かけたものを10個焼く、そしてそのうち2個くらいハネモノになる、
という悲しい結果が当然のような状態だったのですが、ほとんどなくなってきました。
これはね~いやホント画期的!画期的!!超嬉しい!!!
結果として、かかる手間はリスク減で相殺されることになりますし、
微妙かもしれないけど、生き生き感UPできたのかな、と感じています。
なんだかすごいね、宇宙は丸い、そしてマルになる、ほ~~~♪(←意味不明)
というわけで、今日は私の水面下を書いてみました。
こうして私は私の物語を生きています。
でも、それを見る方手に取る方は、そんなことお構いなしで全く問題ありません。
貴方は貴方の物語で、ご自身の直感で、
お互いの自分同士で、その時々を少しだけ共感し合えれば楽しい、
私の努力が、貴方の負担ではなく、小さな勇気に繋がってくれれば嬉しい、
そんな風に思っています。
さあでは唄ってみましょう、ざわわ~ざわわ~ざわわ~~~♪(byりょーこ)
制作メモだぜ、じゃ~~~ん!