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2018-09-23 12:23:00

こんにちは。

すっかり季節が進んで、あ~本当にやりやすいです!

手びねりの土作業はやはり、季節大きいなあ~、とつくづく感じます。

先週くらいから、すごくいいリズム、ペースになってきました。

今日は少し具体的なことをお話してみようかなと思います。

前に、組み立て直したけど思ったほどじゃなくてザンネン、と書いたのですが、

それ、やはり非常によかったようなのです!

何をやりたかったかと言いますと、「口を揺らす」です。

わかりづらいので、ちょっと写真大きくしましょうね。

 

IMG_0957あ.jpg

 

左二つと右二つの違い、色目や仕上がり感は焼いた窯の違いなので置いといて、

左二つは口を切り揃えたもの、右は揃えないように作ったもの、です。

私はカップ類も皆ひも作りで作りますが、形は極力整えるので、

皆さんなかなかそうとは気付かない状態にまでなっています、せっかくの手びねりなのにね。

何年も前から、もう少し揺れた感じや1個1個感を取り戻したいと思いつつ、

そのままのびのびになっていました。

作り方自体を変えないとうまくリピートしていけないので、

ちょっと根本的な作業になるからです。

作り方としては、口を揃える方が簡単です。

厚みや大きさ重さの誤差を、最後に上をカットすることで調整できるので、

高さ±1ミリ、重さ±5g、程度に抑えられて、

揃ったものにしやすいし、かかる時間もその方が少ないです。

いくつもいくつもリピートしていくわけですからね、

さらに手間がかかるとなると、勇気もいるわけです。

ですが、ようやく一念発起!

積み方は3段積みからあえて4段積みに、

誤差幅は、±2ミリ、±10g、と幅を許容して、1個1個感を優先、

ねらうべくは!!

並んだそれぞれが、ざわわ~ざわわ~ざわわ~~~♪(byりょうこ)みたいな。

リピートものなので極力揃えますよ、でももうちょっと個々を許容しましょうね、

という、土を変えて以降難しくなった本来の概念に戻りたい。

そしてそれを成立させるために、私が受け入れるべきことは、

+20分に、薬掛けで5分、トータル+25分、

ということになるわけです、そりゃかなり勇気いるでしょ。

で、最初に焼いてみた時、その勇気分程までの効果を実感できなかったので、

非常にザンネンだったわけですが、

その後も続けていると、かなり感覚が安定してきたのもあるのでしょうね、

やっぱり結構いいやん♪

そして何よりオドロキの利点が判明!

ハネモノがなくなってきました、きゃ~~~~~!

1個4時間かけたものを10個焼く、そしてそのうち2個くらいハネモノになる、

という悲しい結果が当然のような状態だったのですが、ほとんどなくなってきました。

これはね~いやホント画期的!画期的!!超嬉しい!!!

結果として、かかる手間はリスク減で相殺されることになりますし、

微妙かもしれないけど、生き生き感UPできたのかな、と感じています。

なんだかすごいね、宇宙は丸い、そしてマルになる、ほ~~~♪(←意味不明)

というわけで、今日は私の水面下を書いてみました。

こうして私は私の物語を生きています。

でも、それを見る方手に取る方は、そんなことお構いなしで全く問題ありません。

貴方は貴方の物語で、ご自身の直感で、

お互いの自分同士で、その時々を少しだけ共感し合えれば楽しい、

私の努力が、貴方の負担ではなく、小さな勇気に繋がってくれれば嬉しい、

そんな風に思っています。

さあでは唄ってみましょう、ざわわ~ざわわ~ざわわ~~~♪(byりょーこ)

 

IMG_0976_1.JPG 制作メモだぜ、じゃ~~~ん!